「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みましょう(共同アピール) | 山梨民医連

民医連とは

2022年3月13日「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みましょう(共同アピール)

2022年1月26日
山梨民医連会長    平田 理
山梨健康友の会会長  望月 優
山梨民医労執行委員長 新藤秀樹

昨年の総選挙で改憲勢力が議席を増やし、改憲の動きが急速に強まっています。
岸田首相は年頭に「(改憲は)本年の大きなテーマ」と意欲を示し、自民党は「憲法改正推進本部」を実現本部に改組しました。その動きを「夏の参院選と同時に国民投票の実施を」と主張する日本維新の会などが後押ししています。改憲勢力は1月17日に開会した通常国会において憲法審査会を毎週開催することで一致しています。憲法審査会は改憲に向けた議論を行う場であり、今国会会期中に改憲議論が一気に進みかねない情勢です。日本国憲法は施行後最大の危機に直面しています。

こうした事態を打開し憲法を守ろうと、「9条改憲NO!全国市民アクション」は、「憲法改悪を許さない全国署名」を呼びかけ、全国で取り組みが始まっています。
山梨民医連、山梨健康友の会、山梨民医労の3者は合同推進体制をとり、力を合わせてこの署名に取り組み、3万筆をめざすことを確認しました。

職員の皆さん、友の会会員の皆さん、労働組合員の皆さん、

日本は、世界の先進国の中で唯一、先の大戦後76年間一度も戦争をしなかった国です。 それは戦争放棄を掲げた平和憲法があったからにほかなりません。民医連綱領は、「私たちは、この憲法の理念を高く掲げ、これまでの歩みをさらに発展させ、すべての人が等しく尊重される社会をめざします」と記しています。医療と介護の健全な発展の前提は平和であり、戦争が健康の最大の社会的阻害要因であることはSDHの基本的視点です。
私たちはこれまでも、署名や宣伝など地道な草の根の活動の力で改憲の企てを阻んできました。そのことに確信をもち、この署名を広げ、憲法を守る運動を進めていきましょう。

  1. 学習を重視し運動を進めます。推進本部として学習会や資料の提供などを行います。
  2. 民医労は、各事業所・職場に職員数×2枚の署名用紙をお届けします。非組合員の方も含め全職員が1人2枚(10人分)を目標に取り組み、さらに広げましょう。
  3. 友の会は、機関誌「健康と生活」に署名用紙と返信用封筒を折り込み、友の会会員の皆さんに署名への協力を呼びかけます。班会や企画などあらゆる場面で署名を位置付けます。
  4. 民医連は、県内医療機関・介護事業所、医療・介護にかかわる職能団体などに広く署名用紙と返信用封筒を届け、協力を呼びかけます。
  5. 「9の日宣伝」や「19日集会」、スタンディングなど地域での署名宣伝行動に積極的に参加しましょう。

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