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山梨民医連では県内市町村議会に対し、国に「訪問介護報酬引下げ撤回と介護報酬の引上げを求める意見書」を提出するように請願運動を強めています。山梨市市議会3月定例会で全会一致で採択されました。県内43事業所による賛同表明と共同請願者の広がりが大きな力を発揮しました。

昨年末の甲府市での請願採択後、山梨民医連では「国へ意見書を上げる自治体を広げよう」と3月議会への請願を準備してきました。県内174の訪問介護事業所のうち、43事業所から賛同表明を頂きました。さらに、「認知症の人と家族の会」と「山梨県介護福祉士会」が請願者に加わりました。

請願者・賛同事業所が広がる中、山梨市市議会では３つの会派から紹介議員を引き受けていただくことができ、全会一致につながりました。

山梨民医連では、「6月議会で採択自治体をさらに広げるために、介護現場の切実な実態・声を集め、事業所の賛同表明をさらに広げたい」と話しています。4月に改めて県内の訪問介護事業所へ請願への賛同をお願いしたところ、賛同表明が届き始めています。また北杜社保協では市内の訪問介護事業所への聞き取りを行っています。6月議会に向けて各市町村ごとに請願の準備を進め、県内での賛同を広げるため取り組みを進めていきます。

山梨市市議会の傍聴に参加した職員と友の会員