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2025年11月11日高齢者福祉と介護保険の充実を求め 自治体要請を実施
山梨民医連では、「介護ウェーブ」行動と呼んで、毎年介護保険の充実や負担増ストップをかかげて署名や自治体への要請を行っています。
8~10月に北杜市、甲府市、富士川町、甲斐市、南アルプス市、大月市、笛吹市を訪問しました。市や町の担当者から介護保険の運用状況を聞き、議会請願を採択した市町には感謝も伝え、現場の実態と要望を伝え懇談しました。
市に要請した項目は、
・介護保険料の引き下げや減免の拡大
・介護報酬を上げるよう国に要請するとともに、自治体独自の支援策の検討
・介護保険施設の利用負担について低所得者が利用できるよう宿泊費食事代を補足給付の対象とするよう国に要請すること
・介護職員の養成・育成・確保につながる施策の検討
・物価高騰光熱費高騰について経済面助成、補填の実施などです。

甲府市との懇談の様子
各市との懇談に参加した職員からは「意見は聞いてもらえたが、町単独では動けない印象」、「市長会等を通じて県や国に要望を出していくことが確認されたのは良かった」等感想がありました。
今後も一層の熱意を持って利用者さんや地域の声を国や県に届け、より良い未来を築いていく決意を新たにしています。
懇談に先立ち介護保険制度のミニ学習会を実施、事前打ち合わせも行って臨みました。これからも介護制度の充実を求め行政への要望を伝え、連携を模索していきます。









