ウクライナ危機に便乗した改憲を許さない | 山梨民医連

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2022年6月7日ウクライナ危機に便乗した改憲を許さない

施行75周年 甲府で5.3憲法集会ひらく

施行75周年の憲法記念日の5月3日、「5・3憲法集会」が甲府駅北口よっちゃばれ広場でひらかれました。主催は「戦争させない・9条壊すな!山梨行動実行委員会」。県内の各団体・個人などが集まりました。県内の国会議員・政党からは、宮沢ゆか参議院議員、立憲民主党、日本共産党、社会民主党の県代表らが参加しあいさつをのべました。

 

 

今年の憲法記念日は、ロシアによるウクライナ侵略に対して、世界がきびしい批判の声をあげ、戦争か平和かが問われるなかで迎えました。ウクライナ危機に便乗して、憲法9条を破壊し、日本を「戦争する国」につくりかえようとする動きが露骨になっています。

 

改憲勢力が「9条で平和が守れるのか」などと主張しています。自公政権や維新の会などは「敵基地攻撃能力」保有などを叫び、自民党は「反撃能力」などと言って敵基地にとどまらず指揮統制機能等まで攻撃する能力の保有を提言しました。さらに、安倍元首相や維新の会は、「核共有」(日本がアメリカの核兵器を共有すること)を主張しています。

 

憲法9条には、再び侵略戦争を起こさないという日本の決意とともに、ヒロシマ・ナガサキの悲惨な経験を踏まえて人類を破滅に追いやるような戦争を再び起こさないという決意が込められています。集会決議では、「私たち参加者は、この憲法集会において、世界に誇る平和憲法を守り抜くために力を合わせることを約束します」とのべるとともに、日本政府に対して、「世界平和を実現する名誉ある地位を占める行動をとることを求めます」と訴えました。

 

集会ではまた、来る参議院選挙において、市民と立憲野党の共闘の力で、改憲勢力を少数に追い込むために力を合わせることを県民に呼びかけました。

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