2025年4月30日山梨民医連への期待
山梨民医連への期待の言葉をお寄せ頂きましたので紹介します。
まちづくりをともに
山梨健康友の会 会長
望月優さん
高齢化時代を迎え、医療・介護・福祉に頼らざるを得ない時代になっています。
県民は民医連の医療・介護にいのちと健康を守られ、元気と生きる勇気をもらい、深い信頼関係が築かれています。
一方、患者は常に不安で弱い立場です。民医連綱領では、いのちの平等を掲げ患者の立場に立って親切でよい医療をすすめ…とあります。綱領の原点を深めることを期待します。また、厳しい診療報酬・介護報酬の中ですが、事業所の発展に欠かせない人材の育成と安定した経営を期待します。
終わりに 職員も地域の一員として友の会に加入し地域の人と顔の見える関係づくり、まちづくり運動に積極的に関わることを期待します。
強みと使命を持って
山梨大学教授
山梨勤労者医療協会 理事
宮本 和子さん
今年から山梨勤労者医療協会の理事の一人に加えていただきました。
私たちの命を守る、保健・医療・福祉が軽んじられる政治が進んでいる今、民医連の働きはこの流れを止める重要な役割を担っていると思います。
特に高齢化率の高い山梨県で、病院-各種診療所-居宅支援事業が一体となって活動する山梨民医連の働きは益々重要になるでしょう。
山梨民医連の強みと使命は何か。この問いをみんなで考えられる山梨民医連であって欲しいと願っております。
マイナ保険証反対に共感
慶応義塾大学名誉教授
川村晃生さん
いつも民医連の諸活動には敬服しています。いまマイナ保険証の切り換えに入っていますが、民医連の反対表明には深く共感しています。
私はマイナンバー自体を、封筒ごと甲府市に返送していますので、私のマイナンバーを知りません。保険証に限らずマイナンバー制度が、国家が個人を監視する制度として使われることに強い危機感を覚えています。
北欧のように信頼できる政府ならまだしも、日本では—。これからもともに頑張りましょう。
ステッカーに元気付けられ
市民連合やまなし 共同代表
倉嶋清次さん
「民医連」のステッカーを付けた車を見かけると、親しい友人に会ったように嬉しくなります。「軍拡NO!」なんてのが貼られていると、プップーッと鳴らして手を振りたくなります。
元朝日新聞記者の伊藤千尋さんが提唱する「15%の革命」。街中を走る車の15%が「軍拡NO!」のステッカーを貼ったら、世界が「軍拡NO!」一色に染まったように感じるとか。クルマ社会ならではの宣伝・拡散。旗振りができるのは民医連が一番。
憲法を実現する力に
弁護士
雨松拓真さん
軍備拡大が想像もつかない勢いで進むいまほど、戦争を準備する社会か、命と暮らしが守られる社会かの選択を迫られているときはありません。このような時にこそ、命と暮らしを守る現場から声をあげることが求められています。
憲法の理念に基づき、戦争に反対し、命と健康が守られる社会の実現を長年にわたり求めてきた民医連の出番です。引き続き運動の先頭にたって、戦争を食い止め、憲法の理念を実現する力となってください。